菊池さんの本と影響の輪

今週は土曜、日曜と仕事、
土曜日夜次の打ち合わせ先に向かう途中、
iPhoneに入れていた「7つの習慣」をランダムに聞くと、
関心の輪と影響の輪の部分が流れる。
長くなるが引用する。

主体性に対する自覚を高めるもうひとつの方法は、
時間やエネルギーを集中させているところを観察することである。
私たちは皆それぞれ、多くの関心事を持っている。
健康、家族、仕事の問題、経済、世界の平和など。
関心の輪を描くことで、関心を持っている事柄と関心を持っていない事柄とを分けることができる。
そして、関心の輪の中に入っている事柄を見つめれば、実質的にコントロールできないものと、
コントロールできるもの、あるいは大きく影響できるものがある、ということがすぐに分かる。
後者の範囲はもっと小さい輪、つまり影響の輪を描くことによって示すことができる。


自分が時間やエネルギーの大部分を、この2つの輪のどちらに集中させているかを考えることにより、
主体性の度合いをよく知ることができる。
主体的な人は、努力と時間を影響の輪に集中させ、自らが影響できる事柄に働きかける。
彼らの使うエネルギーは積極的なものであり、その結果として影響の輪が広がることになる。


一方、反応的な人は関心の輪に集中している。
他人の欠点、周りの環境、自分のコントロールの及ばない状況などに集中する。
これらのものに集中すると、人のせいにする態度や反応的な言葉、
あるいは被害者意識を作り出すことになる。
反応的な人は消極的なエネルギーを発生させ、影響を及ぼせる事柄を疎かにするので、
影響の輪は次第に小さくなる。
関心の輪に集中する限りは、その中に入っている事柄に支配されてしまう。
関心の輪に集中する人は、問題を良い方向に向かせるために必要な主体性と率先力を発揮していないのである。

「7つの習慣」100ページあたり

以前、2013年の初め頃にも自覚していたことであったが、
すっかりその自覚を忘れてしまって、
私の頭は、その後も関心の輪の占める範囲がとても広い状態のままになってしまっている。


少しそれてしまうかもしれないが、
私が関心を持っていることは、私にとって大切なことたちなのだけれど、
それがまわりに影響できるものであるかというと、そうではない。
本当は影響の輪に入っている影響を与えられることに力を注ぐべきなのだろう。


しかし、特にここ数日は逆に、影響の輪をあえて避けるように、
あらためて中国の古典「荘子 内篇」の価値(自己主張しないことの大切さが説かれている)を再発見したり、
ユングの平易なガイドブックでユングの思想の魅力に高揚したりしていた。


今朝、ひとつの現場から次の現場までに一時間ほど時間があいたので、
ジュンク堂書店に立ち寄り、本を物色。


普段はあまり目を留めない女子の本の棚に菊池亜希子さんの本がたくさん並んでいた。
そもそも菊池亜希子さんという女性を私は知らなかったが、
頭のなかも服のセンスもライフスタイルもハイセンスな方だ。
『菊池亜希子ムック マッシュ』|小学館
男性である私は当然「真似をする」というスタンスではないけれど、
「学びたい・知りたい」という衝動におそわれる。とりあえず、下記3冊を購入。


・菊池亜希子ムック マッシュ vol.1 (2012年04月18日)
・菊池亜希子ムック マッシュ vol.4 (2013年09月18日)
・菊池亜希子のおじゃまします 仕事場探訪20人 (2014年04月07日)

菊池亜希子ムック マッシュ vol.4 (SHOGAKUKAN SELECT MOOK)

菊池亜希子ムック マッシュ vol.4 (SHOGAKUKAN SELECT MOOK)

家でざっと本の内容や、YouTubeにアップされている途中経過などを見ていると、
真似できなさを感じるが、その真似できなさは結局、ひとりひとりそれぞれ、
「○○ムック」を作り得るからではないか・・などと考えたりした。


ただ、彼女(菊池さん)の場合は、「私これが好きよ」にとどまっておらず、「影響の輪」にまで達する強さがある。
同時に何か総体的に物悲しいはかない感覚もただよいそれもまた魅力の重要な一部であると思う。
そして、「誰かに作られた感」がない。
容姿が美しいということも当然付加価値を与えている。


他購入した本は、私個人の影響の輪を強化するための本3冊。
ほんとうにそこが私の影響の輪の内側なのかはわからないけれど。

・建築づくり-発注者と建築士たちの協働 峰政克義 (2014年05月30日)
・その一言で現場が目覚める (建設工事に学ぶ「リーダー」のコミュニケーション術) 降旗達生 (2014年04月18日)
・壁を乗り越える安藤忠雄の言葉 佃俊男 (2014年07月17日)

その一言で現場が目覚める (建設工事に学ぶ「リーダー」のコミュニケーション術)

その一言で現場が目覚める (建設工事に学ぶ「リーダー」のコミュニケーション術)