休符的なもの

本棚に収まらなくなった本が、だいぶ横積みになっていたので、
新しい本棚を買いに行きNHK-FMの「きらクラ!」を聴きながら
組み立てて、本を並べる。



シューマンの「トロイメライ(Träumerei)」が流れたあと
司会のふかわりょうさんが「スマートフォンの普及などで、
私たちは何もしない隙間時間というものを失ってしまった。
私自身は毎日この「トロイメライ」を聞く時間を持つことで、
意識的に時間の余白を作っている」というようなことを言われる。
もっと理知的なことばだったけれども、細かくは忘れてしまった。

夕刻、髪を切りに美容室に行き、
いつものように抽象的な頼み方をする。
それでも、満足する仕上がり。


隙間時間の話を聞いたばかりなのに、
タブレット型端末を買いたいという衝動にかられ、
Appleipad miniGoogleのNexus7・MicrosoftSurface
AmazonのKindleFireHDの評判を眺める。買うまでは至らず。



借りてきたアニメ「夏目友人帳」第1シリーズの1巻を見る。
第二話「露神の祠」は、日本における神様と素朴な信仰が、
上手くかつ儚く美しく表現されて秀逸


録画していたアニメ「たまこまーけっと」第10話も見る。
偽日記の方も記されているとおり、(2013-03-15 - 偽日記@はてな
何がどうと表現はしづらいけれども優れた回だった。
鳥がしゃべるという事以外は、いたって普通のとりとめもない日常なのだけれども、
そのことが逆にアニメとして成立させるのを難しくしているのに、弛み過ぎることなく、
とてもリアリティが出ていた。


偶然か、この中でも、音楽を愛する喫茶店「星とピエロ」のマスターが、
「沈黙もまた音楽の重要な要素だよ」と言われていた。


その他、買った本、録った番組は開くことなく、見ることなく、
沈黙になるべく近い一日を過ごした。