年末年始 読んだもの・見たテレビ

昨年は毎週(52週)ブログを更新することができた。
年末にあたり、一年の書いたものをまとめて整理してみようと思いたったけれども、
キーワドだけすくい上げるという作業でも予想外に骨がおれる作業だとすぐわかったので、
結局あきらめた。


そもそもブログというのは、紙に記す日記よりも断然、検索が容易であり、
ある程度、時系列にも、カテゴリー別にもふりかえれる最低限の工夫はしているので、
これからのクラウド管理はこの程度で満足しなければならないと自分に言い聞かせる。


年末年始は、欲張らずに2つすることを決めていた。
・「7つの習慣」を熟読する。
マインドマップの正しい使い方を修得する。
の2つ


でもボリュームを軽く見すぎていたようで、サボっていたわけでもないのに、
その半分も達成できないまま休みが終わってしまいつつある。


「7つの習慣」を読み、
その内容をFreeMindという無料マインドマップソフトでまとめていくという作業をしているが、
個性主義と人格主義の違い、パラダイムと原則の違い。
依存から自立へ、自立から相互依存へなど全体の概念を説明した第一部と、
自立までのプロセスを示す第二部 第一の習慣:主体性を発揮する 第二の習慣:目的を持って始める
までしか(つまりは半分も)読み進められていない。


「主体性を発揮する」は、先日取り上げたシーナ・アイエンガーの「選択の科学」の発想と共通する部分が多い。
「選択の科学」は、訳文が素晴らしく(櫻井祐子氏の訳)つまづきなく読み進めれるが、
「7つの習慣」は、訳が複雑で理解までに時間を要する。(単語単語に違和感を覚える)


こういった実社会につながる啓蒙書というものは、
読もうと試みても頭が拒絶する状態がずっと続いていたが、
心の状態が比較的安定しているからか苦痛に感じなくなった。
(おそらく、その状態は持続しないので、早く読み進めなければならない)


2つに絞った経緯は、最近関心を持ち始めたマネジメント的な分野を攻めようと考えていたときに、
中古で購入した「課長の教科書」という本に記載されていた下記の文を読んだから、

欧米の企業組織では、経営者と従業員は対立する立場であると考えられています。
そのため、欧米を中心に開発され、発達してきたマネジメント理論というのは、企業の組織を経営者と従業員に分けて考える
二元論をベースにしています。ですからマネジメント理論では、
従業員はあくまで従業員に過ぎず、それを中間管理職と末端社員に分けて考えるという発想はほとんどありませんでした。

・・
一方日本では、経営者と従業員が必ずしも対立的な構図では位置づけられておらず、
また逆に従業員の間では先輩後輩の師弟関係的な区別を大切にする三元論的を基礎としています。(一部意訳)
・・

このような日本の文化的な背景を無視して、欧米直輸入のマネジメント理論をそのまま
日本の企業組織に適用しようとすれば、中間管理職に関する部分が、その日本独特な重要性にもかかわらず、
すっぽりと抜け落ちてしまうのです。

はじめての課長の教科書

はじめての課長の教科書

私は中間管理職ではないのだけれど、とにかくいきなり高みを目指しすぎだと思い至り、
まずは基礎固めをと考えた。他の関心事からもしばらく距離をとり、読み進めたい。

7つの習慣-成功には原則があった!

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■ 年末年始、触れたメディア 
「格差」について触れた番組が印象に残る。


年明け テレビ朝日朝まで生テレビ
勝間和代さん他よく見る顔ぶれだったので午前3時半から6時まで長見してしまう。
竹中平蔵さんの存在感が大きく、発言も的を射ている。
次いで日本総研の藻谷浩介さん、ローソンCEOの新浪剛史さんが印象深かった。、
今回も、竹中さんが、
「皆さんいつも、小泉改革で格差が拡大したというけれども、統計的なデータでは、
これまで開き続けていた所得格差が小泉政権期に改善されたと出てるんですよ。」と主張されていた。
ネットで「竹中平蔵 格差」と調べてみると彼を批判する言説にあふれている。
何かをなすには強靭な精神が必要だと改めて思う。
知識を持つことと、何かをなすことには大きな開きがある


1日夜も同じような番組
Eテレ「ニッポンのジレンマ 格差を超えて 僕らの新たな働き方」
http://www.nhk.or.jp/jirenma/#sp0101
タグ : 「ニッポンのジレンマ」収録後インタビュー | ジレンマ+
出演者のうち司会の二人(青木実アナ、中村慶子アナ)、社会起業家白木夏子氏は私と同じ1981年生まれ、
安藤美冬さんは一つ年上、というほぼ同世代の討論番組。


格差を超えてという題ではあったが、働き方の方に主眼がおかれる。
宇野常寛さんの存在感が大きい。
ピーター・ドラッカーが提唱したパラレルキャリアという考え、
パラレルキャリア - Wikipedia
宇野さんと濱野智史さんが、最近用いている「昼の世界」と「夜の世界」という考えなど、
「PLANETS vol.8」僕たちは〈夜の世界〉を生きている | PLANETS/第二次惑星開発委員会
新しい概念も説明され、学ぶところ多い内容であった。


元日はBS世界のドキュメンタリー「WHY POVERTY?世界の貧困〜なぜ格差はなくならない〜」
シリーズ全8作が一挙放送されていて、すべて録画する。
その中から、本日「中国 教育熱のゆくえ教育は何を与えてくれるのか? 」を見る。
NHKオンデマンド|エラーが発生しました
大学を卒業したものの、働き口がなく懸命に就職活動をする男性
ほとんど実態のない施設環境、水増しした教員体制をアピールし、
田舎の若者を私立大学に入学させようとする男性
(彼にもノルマが課せられており、罪悪感を毎日感じながら地方を説明会行脚する)
田舎ゆえの乏しい情報から、そのような営利目的の大学への進学を希望し、
貧しさゆえに近所の人々からの援助も受けて、ようやく進学をする少女
最初の男性の給料は月1000元 日本円にして7500円程度、
少なくとも彼ら20人分の給料を日本人は得ている事になる。