VISION

「弱さ」について

学生時代はよく読んでいた「松岡正剛の千夜千冊」久しぶりに読む。 2013年6月18日更新の第1510夜 石川公彌子著「〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学」 1510夜『〈弱さ〉と〈抵抗〉の近代国学』石川公彌子|松岡正剛の千夜千冊 柳田國男・折口信夫・保田…

「KINFOLK」のCOMFORTな視点

ゴールデンウィークの前半、BSの番組で立て続けに安藤忠雄さんが出演されており、3番組録画して見る。・4/29 BSTwellV 就職を機に世界と人生を考える!BS寺島 月9トーク「ゲスト 安藤忠雄」 ・5/2 BS日テレ 加藤浩次の本気対談!コージ魂!!「ゲスト 安…

発信すること・しないこと

「Nexus7を半年近く使い続けてどうなのか」 という情報を知りたいのにもかかわらず、 ネット上には、買ってすぐ、あるいは買って一週間使ってみた感想ばかりが溢れていて、 結局、欲しい情報にたどり着けなかった。。 レビューをする人は次々、新製品…

脱・単線

昨日も出勤。成人式以降2日続けての休みが取れずにいる。 土曜、配筋検査から事務所に戻ると、自分の書いたホワイトボードの行き先の字体と、 タイムカードの署名の字体にあたりまえのことだけれども統一感があり、 自分らしさを感じる。(おこがましいが藤…

個人的なこと・シンプル・地域・スロー

数週間前から89歳の祖母の足の調子が悪く、引きこもりがちになっている。 とのことで、先週日曜日訪ねる。 玄関は閉まっており、裏の勝手口から入る。 祖母は布団の上に座っており、テレビも照明も付けていなかった。 玄関の前には、アルミの保温材のよう…

本当の豊かさ

久しぶりに土曜日曜出勤。いずれも21時帰宅。よって今日は短めに記す。 25日(金)夜のNEWS ZEROで 山田洋次監督のインタビューを見る。 話されていた内容は大きくは2つ 一つ目は家族のこと 今の家族は、お父さんは残業で帰りが遅く、子供も進…

歌人における「何か」・「前提となる感覚」

このブログを始める前に2008年友人に送ったメールを改めて読み返し、 すっかり忘れていたその内容を改めて考える。 それは面白いエッセイも書かれる歌人穂村弘氏の 真面目な詩歌論「短歌の友人」に記載されている内容。 結局、歌は歌人にしか作り得ない。 歌…

年末年始 読んだもの・見たテレビ

昨年は毎週(52週)ブログを更新することができた。 年末にあたり、一年の書いたものをまとめて整理してみようと思いたったけれども、 キーワドだけすくい上げるという作業でも予想外に骨がおれる作業だとすぐわかったので、 結局あきらめた。 そもそもブ…

選択と無関心

録画したまま見ていなかった 「コロンビア白熱教室@慶応ビジネススクール」 コロンビア大学ビジネススクール教授 シーナ・アイエンガー氏の講義全2回を見る。 彼女は高校時代に全盲になったこと、 (視覚を失うことで大きく選択肢が狭められる) 両親がイ…

スローフードと顔の見える化

スローライフという言葉に興味を持ったのは10年前、 LOHASという言葉に興味を持ったのは5年前、 それぞれ共鳴するけれども、今の生活にどのように落とし込んでいけばよいだろう と模索しつつも行動には結び付けないまま、その言葉自体もあまり聞かなくな…

柳宗悦とアノニマスな革命

大阪歴史博物館で「柳宗悦展」が開催されている。 昨日、午後からの出勤前に少し家を早く出て、立ち寄る。 ホームページを見ていると、こじんまりとした展示かと思われたが、 柳の生涯全般を俯瞰できる展示となっており、思いのほか満足のいく内容であった。…

マルチプル(多様性)な人、社会

26歳の社会学者古市憲寿さんのTwitterで博報堂の雑誌「広告」の発売を知り、ネットで購入。 金曜日、博報堂出版部から直接届き、本日休日出勤(午後のみ)の移動中、 そして帰路に寄ったホリーズ カフェで読む。 「やさしい革命」と題された特集は、本号で…

雨から川へ

もたいまさこさんが出ている映画 「プール」(2009年9月12日公開) 「トイレット」(2010年8月28日公開) 「マザーウォーター」(2010年10月30日公開) を3作続けて見る。「かもめ食堂」「めがね」に続く作品群 監督は同じ人ではないが、どれも同じ世界観が…

ストックを活かす

日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書) 原研哉 平常心のレッスン (朝日新書) 小池龍之介 まじめの罠 (光文社新書) 勝間和代 米国製エリートは本当にすごいのか? 佐々木 紀彦を仕事の帰路購入。 未消化のまま買ってばかりいる。 原研哉さんの「日本…

若いこと、発信すること

文字を追うことが億劫なので、 オーディオ、映像で情報を得る。 「ラジオ版学問ノススメ」(ラジオ版 学問ノススメ Special Edition) 聞きたいもののみをピックアップして通勤時間に聴いた。 内田樹、加藤諦三、高橋源一郎 松岡正剛、柴田元幸、小池龍之介 …

冷たく、暗く、静かなもの

1ヶ月近く更新が滞る。 模試の結果は思いのほか良好であったが、本番は振るわず。 しかし、それが身の丈かとも思う。 先日のブログを更新してからすぐに29歳を迎えたが、 その前日からひどく風邪を引き、会社を早退して一日床に伏し誕生日を過ごした。 そ…

ふつうの国

いくつかのワイシャツの袖がほころび始めたが、 まだ買わないでいる。 先日、タワーレコーズに立ち寄った際、 STREETという雑誌が目に止まり、購入する。 http://www.fruits-mg.com/xnew/j/index.html コラムも評も一切ない。ただただ表紙と同じサイズのポー…

新規性と起源と

ここ数日、意欲が低下していたが、徐々に回復の兆しが見え始める。 朝、週刊ブックレビュー 本日のゲストは、角田光代さん、明川哲也さん、佐々木敦さんという 私好みの人選。選ばれた書籍も琴線をくすぐるものばかりであった。 (三浦しをん「天国旅行」な…

スローを志向すること

辻信一さんのスロー・イズ・ビューティフル」 ダグラス・ラミスさんの「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」 を買ったのは2002年の後半のことである。 当時、その思想と、ミニマルなデザインが一つの統一したイメージを持って、 自分…

予測可能性のつまらなさ

帰路、1月に公開されたラジオ版 学問ノススメの池澤夏樹さんの回を聴く。 ラジオ版 学問ノススメ Special Edition 最後の方で、今後のご予定は・という質疑に対して、 軽い感じで、 方針を立てて、計画を作って それを着々と実行するものではないと思ってま…

求めている芸術、頒布される芸術

一日中雨、朝から重い荷物を提げて提案をしに行ったが、 ほとんど益なく終わり、提案はふりだしにもどる。 そのときはその人々の主張は「もっともだ」と、相手の言葉にのまれてしまったが、 時間が経過すると、いろいろな考えの人もいて、それぞれに道理があ…

マズローの欲求階層説とワークライフバランス

夜、風邪の気配がしたので、あわてて葛根湯を飲む。 ●朝方、妙な夢を見る。 アフガニスタンの人々が体育館のようなところにおり、 私は何か援助の手伝いのような仕事をしていて、 彼らに何かを援助をしようとするけれども、 彼らはそれではなく「定住できる…

選択と集中

今朝は4時ごろ目覚めてしまい、そこからしばらく寝付けなかったので、 久々に ■ポッドキャスト「大江麻理子のモヤモヤとーく」を聴く。 郵政民営化と国鉄、電電公社の民営化との比較。 携帯電話・薄型テレビなど電気製品の日本製品シェアの鈍化などについて…

目標をターゲット的にしぼらないということ

●久々に建築系ラジオを聞きつつ出勤した。 9月中ごろにアップされた「坂倉準三展をめぐって」というコンテンツ 合計1時間ほどの対談。 昨日、資格学校の講義中、 「自身の関心事がずいぶんと建築から遠のいてしまっている」とふと思い、 「これではいけな…

欲求の形式 古代と現代の35歳

●昨日購入した「35歳からのリアル」35歳からのリアル作者: 人生戦略会議出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2009/10/22メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (30件) を見る昨日の帰宅途中と就寝前に全体的にパラ…

千利休の本を買う。 絶えず歩くこと

●仕事の帰路、 閉店30分前の紀伊国屋書店に立ち寄る。 特にどれを買うでもなく入ったが、 また4冊ほど購入した。 ■1、別冊太陽「千利休」 ■2、美術手帳2009,11「茶の湯の美」千利休―「侘び」の創造者 (別冊太陽 日本のこころ 155)出版社/メーカ…

ロハスとブルーオーシャン戦略をつなげる

連休最終日 ●イメージではイタリアや中国の仏教史跡まで行くつもりだったけれども、 この連休で一番遠出したのは、自転車で20分のブックオフだった。 しかし、こう家にいる期間が続くと、 むしろ安定的にリズムを乱さない生活をし得ることの方が、 価値が…

温故知新とロハス

本日、触れたメディア朝 ■8:30NHKラジオ第2「宗教の時間」 「やわらかな心…形山睡峰」 ・白隠禅師の内観法について ・無比(くらべないこと)と無避(にげないこと)と自由との関係について ・フランクルの「夜と霧」での言葉 私たちがどれほど人生…

ストレングスと批判的な一日

■「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」は 原書では「NOW,DISCOVER YOUR STRENGTHS」であり、 このストレングスという言葉が本書の主張であるのに どうして訳者は噛み砕いてしまったのだろう。 また内容の訳文も自動で訳したような、不自然な言い回しが多く…

世界との距離

■「肌の隙間」という映画の予告をたまたま目にする。 母を殺したひきこもりの青年と自閉症の叔母の逃避行と性交 予告ではそのような内容は確認できなかったが、 その映画のテイストを感じることはできた。 http://www.argopictures.jp/lineup/hadano.html 「…

箸にも棒にも

風邪のような症状は、毎週末気が緩んだ時に襲う。 花粉から来る症状なのかもしれない。 テレビ東京系列で放送された ■「ソロモン流」の録画を早回しで見る。 アトリエ天工人の山下保博の特集 造形美的な思考ではなく、プログラムを解くように建築が製作され…

文人画的なもの

●新しく始まる住宅の現場の現場管理者は、小さな工務店ながら 出勤は7:30、退社は0時以降が大半だという、 それで土曜日も出勤する。 社会の経済活動がどんどん収縮してゆき、 雇用の状態も悪化していくなかにあって、 このような労働環境の人の話を聞…

資本主義のシステムに乗らない部分でのリージョナリズム

久しぶりに休日出勤をする。 風邪の気配もし、睡眠不足もあり、効率悪く夜を迎えた。 ■土曜の午後、ラジオで放送されているサントリー伊右衛門のCMはとても下品 京都の文化についてのマニアックなクイズを出し合うというもの そのクイズの内容がクイズのため…

電通と建築家

本日は大阪市役所と民間審査機関に行った以外は事務所内で過ごす。 なじみの杭屋さんが営業に来られたが、こちらも紹介できるような物件がない。帰路、建築系ラジオをまた聞く。 ■中村拓志さんのインタビュー 比較的内容が充実していた。 建築家と広告、商業…

新人と旧人

朝刊読売新聞書評欄 ■「ネアンデルタール人の首飾り」という本が紹介されている。ネアンデルタール人の首飾り作者: フアン・ルイスアルスアガ,岩城正夫,Juan Luis Arsuaga,藤野邦夫出版社/メーカー: 新評論発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 1人 クリッ…

言葉以前

しばらく更新がとだえてしまったのは、様々な気力が減衰したからである。 ファッション通信を見たいという欲求も、アメリカの市場の動きを把握したいという欲求もなくなってしまった。 このようにブログを執筆し日進月歩していこうという気持ちを抱いていた…

NPOと労働4周年

Siseというファッションブランドの ホームページに流れるBGMはとても心地よい。 http://sise.jp/ 同じテイストのよい曲を思い出す。Silk Road Journeys: When Strangers Meetアーティスト: Yo-Yo Ma出版社/メーカー: Sony発売日: 2002/04/17メディア: CD…

小川晋一の作品とミニマルと身体

例えば、カーンの建築は哲学的で「見えないデザイン」なのに対して、ミースはサイエンス的で「見せないデザイン」、ル・コルビジェはアート的で「見せるデザイン」ではないかと思います。カーンの建築の特徴はディテールではなく、見えない部分があってそれ…

自然林と労働の共通点について

会社が暇なのではなく、私自身の担当の関係で最近はカレンダーどおりの休みが取れている。10人程度の会社であるから、個々人の忙しさにバラつきがあるのは理想的ではないが、それを自らのすすんで出勤し是正するということは自身の休日を捧げ消耗するだけ…

高すぎない目標設定

株式会社ワーク・ライフ・バランスのブログの中で、やる気の出し方についての言及があり、 9月6日(土)の日本経済新聞の記事が引用されていた。 (JTBモチベーションズ、鹿屋体育大学児玉教授、杏林大古賀教授の助言をもとに作成された図表から抜粋)された…

利休の茶と建築文化

千利休の言動録である南方録には 家はもらぬほど、食事は飢えぬほどにて足る事なり。 これ仏の教、茶の湯の本意なり。 水を運び、薪をとり、湯を沸かし茶をたてて、 仏に供え、人にも施し、吾も飲む。 花をたて、香をたく、 皆々仏祖の行ひのあとを学ぶなり…

やる気を起こすことについて

三つの期待が意欲を高める 1 成果をあげることが望ましい報酬に結びつくという期待がもてること。 報酬には周囲から認められる、あるいは自分の能力の発揮の機会がさらに広がるといった、金銭以外のものも含まれる。成果を上げれば望みが叶うというとき、人…

あらためて作家性の喪失を考える

10+1で公開されている今村創平さんの書評。 先月分を読む。10+1 web site|独特の相貌(プロファイル)をもつ建築|テンプラスワン・ウェブサイト冒頭の一部分を引用すると 西洋建築史の大筋の流れのなかでは、ギリシャやローマが規範(カノン)とされ、…

向こうからくる意志

朝NHKBS2の「にっぽんこころの仏像」を見る。 苔の庭の風景のみで「秋篠寺の技芸天」だろうと思い、そのとおりであったことに満足する。しかし技芸天は私的には造形美としては優れているが宗教性・尊さに欠けると思う。 写真は3年前に実物を見に行っ…

特殊なオーディエンス

先日放送されたETV特集の 松井冬子さんと山下裕二さんの対談の中で、 「特殊なオーディエンス」という表現があったが、 人間の趣向は多様であり、 100人いれば1人は、 好ましく思ってくれる。 理解してくれる人がいるものである。・・気がする。 その…

建築のきっかけ

私が建築という仕事を選んだのは、抽象的な表現であるが、 「単なる仕事」ではない気がしたからです。 どんな仕事だって単なる仕事でないのかもしれませんが、 建築をめざしたころの私は、 「哲学や芸術やあらゆる人間のパーソナリティーを結晶のようになん…