建築(見たもの)

建築における意識と、住宅における無意識

先日、(2015年4月11日)京都工芸繊維大学で開催された記念シンポジウム 「村野藤吾の住宅デザイン」を聴講する。 建築史家:藤森照信、建築家:木原千利の基調講演 その後、村野藤吾の図面資料の調査報告会という 14時から18時、4時間渡る長丁…

犬の建築・鬼の建築

先々週に引き続き、JA2013年 07月号「堀部安嗣」を眺めている。 71頁に掲載されているエッセーの中で、中国の「韓非子」が引用されている。 皇帝が宮廷画家に「描きやすいものは何か、また描きにくいものは」と質問をしたところ、 画家は「犬は描きにくく…

素人参加の産業

藤森照信さんの講演会に出掛けた。その中で、補足的に付け加えられた下記の言葉が印象的であった。 建築は近代産業の中で、素人が参加できる唯一のものなんです。 ・誰でも何かやることがあり ・何のために作っているのかがわかる。 このことは文明的にもす…

うみの苦しみ

先日の模擬試験の結果は思いのほか良好。 少し希望が見え始める。 先週に続いて、6時ごろ目覚めてしまい 久々に日経ヴェリタスのポッドキャストなどを聞いて過ごす。 美容室にカットの予約をし、ファッション通信の録画予約をし、 新聞の綿矢りささんの新作…

意図と伝わるところ

●今週水曜、仕事で市役所に行く用事があり、そのまま直帰。 役所に隣接する図書館に立ち寄り、今月の建築雑誌を眺める。 ■新建築7月号、GA JAPAN105 藤本壮介氏による「武蔵野美術大学 美術館・図書館」が、どちらも大きく取り上げられている。 この建物は本…

二川的な見方

1日仕事をし、その後、模擬試験に向けて勉強を進め、 本日、その模擬試験が終了する。 昨日、宮台さんのTwitterで、 「短時間睡眠法」について触れられており、 彼自身、その睡眠の実践者であるようなので、 平日4時間半睡眠、休日7時間半睡眠について調…

建築の微熱

ひとつの作業が一区切りを迎え 昨日の帰路は、だいぶ気が軽かった。 いつもよりも重い重力から解放されると快楽を感じるというのは、 ジェットコースターと同じ原理で単純な仕組みだけれども、 結局は、その繰り返しで日々を過ごしているのだろう。 帰路、日…

Faviconとコンテクスト

結局、一言も発しなかったTwitterのアカウントを消し、 外からTwitterの進展を観察することにした。 タグのサイト名の頭、お気に入り登録時の頭につくアイコンのことを ファビコン(Favicon)と呼ぶらしい。 大和証券や、みすず書房はまだファビコン設定がな…

chromeのextensions

Google Chromeを使い始めてもう1年近くになる。 本日公開されたアップデートを本日更新する。 「はてなブックマーク GoogleChrome 拡張正式版」 をさっそく入れてみる。 英語のページでは、様々な拡張ツールが表示されている。 twitter用のツールもある。Ch…

中江藤樹、twitterのことなど

昨夜2時半ごろ、目が覚めてしまいなかなか寝付けなかったので、 朝いつものようにラジオをつけたが、 ほとんど頭には到着しなかった。 ABCラジオ 9:00■「桂米朝よもやま噺」 昨年夏にもゲストだった棚橋昭夫氏 吉田文五郎氏(1869−1962)が…

世界と建築業

朝、 先週の■ビジョンeをNHKオンデマンドで購入し、 BOPビジネスについて再度、振り返る。 単純に小分けして売るとか、ニーズに合わせて売るとかいう戦略ではなく、 その発展途上国が今後成長した時のシェアをみこして、今のうちにシェアを確保してお…

梅田のビルのでき具合

快晴、風強く、そしてつめたい。 久しぶりに日中に梅田の中心を歩く。 大阪駅その他が以前見たときよりもだいぶ出来上がっている。 新しい阪急のビルは遠景で毎日見ていただけに、その横にある ビルがこんなに変化していたのかと驚いた。 しかしそれは進捗状…

能「藤戸」、茶道、サスティナブルシティのビジョンの不在

いつもの通り、朝ラジオを聴く。■7:30・ブラインド・ロービジョン・ネット バングラディシュの視覚障害者の支援の現状などについて■8:00・ともに生きる 知的障害者がコンビニを利用する際、店員の側に理解、対応の仕方の知識があれば、 コンビニは知的障害…

二重螺旋の家に驚く。

久々に建築の模型を見て「おぉ!」と思う。 私より1つ2つ年下の大西麻貴+百田有希の住宅の計画 これまではフォリーなどオブジェ的なものしか見なかったが、 それを建築にすればこうなるのだということに納得がいった。 見た目だけの話であるが、文脈にズレ…

あこがれのパリ水準

●夕方、出先から別件の打ち合わせまでに時間があいたので、 天満橋の八軒屋周辺の水辺を見て回る。 水都祭に関係なく、若者が広場につどっていたが、 つどっているというよりも、 たむろしているといった印象を覚える。 それは若者のしぐさが不良だからとい…

時間を希釈しすぎる

お盆休みの一日目、 午前、スケジュールの整理、 午後、今月の建築雑誌をチェックするため 図書館へ自転車を漕ぐ。 ●「新建築8月号」「新建築住宅特集8月号」 「a+u」「GA」「ディテール」■新建築、a+uともに集合住宅を特集している。 集合住宅特集は購…

阿部仁史作品集から、形と地方を考える

●ここ2カ月、かなりの時間を割いた一級建築士の学科試験が昨日終わり、 ぎりぎり滑りこめたか、あるいはぎりぎり達しなかったかくらいの点数であった。 家を出るとき鍵を閉め忘れたかどうかを何度も気にする心理と同じく、 マークシートに正しく転写できた…

アウエルバッハ邸のバウハウスらしさ

●体調がかんばしくない。 午前、父の仕事の手伝いに行き、 午後、自身の仕事に向かう。20時帰宅 問題集を解く作業、本日で一区切りとする。 会う人ごとに、勉強の調子について聞かれる。 「先月は250時間した。まあ結果が伴わなければ意味がないが・・…

安藤忠雄展と中古のAXIS

会社へ出勤する。 ●昼、吉野家で生姜焼き定食を食べたが、 アレルギー成分表示には表示のない卵がおそらく(とても微量)混入していたようで、 直後からお腹がずっしりと重くなる。 先日、初めて処方してもらった副作用の強いエンペラシンという薬を服するも…

伝統的であるかどうかはどうでもよい

あたらしいサイクルの一日が始まる。 よく晴れた一日であったが、それは窓から見るばかりで、 一日、家の中で過ごす。 ●先日(5月23日)触れたスローフードという考えについて、 内田樹さんが疑問を呈している。 食における創造とは何か。 食文化とは「不…

谷口吉生・臭いのデザイン

●今週は月曜から水曜まで8時に帰宅できたが、 ブログに時間を割くこともはばかられるので、 多忙な時と変わらない更新ペースとなった。 昨日、一昨日は会食のため終電で帰路に就く。 家にいるといろいろ気がそれてしまうので、 図書館に資格試験のテキスト…

ストレングスと批判的な一日

■「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」は 原書では「NOW,DISCOVER YOUR STRENGTHS」であり、 このストレングスという言葉が本書の主張であるのに どうして訳者は噛み砕いてしまったのだろう。 また内容の訳文も自動で訳したような、不自然な言い回しが多く…

朝日に匂ふ山桜花

●午前中は、住宅の物件の役所中間検査 午後はある物件の開発等の工程表作成と別の物件の実施設計の手伝い。 作業的にはまだまだ終わりが見えないが、 先日の件もあり、8:40ごろ早々に帰路に着く。 帰路の電車で ■角田光代「空中庭園」の「ラブリーホーム…

土曜 カット 伊東 タワー

朝、昨日の就寝が遅かったため、じっくり眠ろうと思ったが、 カーテンのない部屋であるため、結局はNHKの朝ドラの時間には起きてしまった。 そのあと、録画していた ■「プロフェッショナル・仕事の流儀 伊東豊雄」を見る。 内容はよいものであったと思う。 …

青木スクールと伊東スクール

明日も出勤 雨が降り始めた帰路、電車内で ■「「建築雑誌」2008年8月号 建築ガールズパワー」を読む。 永山祐子さん(1975年生まれ)と その妹の永山紀子さん(1980年生まれ)へのインタビューを読む。 二人とも青木淳事務所の4年間を経過して…

のどと気管の中間くらいから咳が出る。 今日も一日、マスクをしていた。 建築家 永山祐子さんが気になったが、 彼女のページは重く、今日は立ち入ることができなかった。 (ブラウザの不具合) かわりに無関係であるが ARTiTのページをパラパラと見ていた。 …

縄文土器とスキーマ

昨日より風邪を引き、 葛根湯・眠るという療法で対処 ひきこんではいない。熱もでていない。 ■「1995年以後」5人ほどランダムに読む、 松川昌平氏、 000studio ドミニク・チェン氏、 http://dividual.jp/ 大西麻貴氏 大西麻貴 + 百田有希 中村拓志氏 Hi…

光のどけき 春の日 

帰路、北新地を通り抜け、ジュンク堂へ向う。インターナショナル・スタイル (SD選書 139)作者: ヘンリーラッセル・ヒッチコック,P.ジョンソン,武澤秀一出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 1978/01/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4…

偏執狂的なほどに

「悪の栄えた試しなし」ということわざがあるが、 現在の不況のもと、様々なものが「やっぱりそれは道徳的にもまずかったのだ」と 否定されている。 書店の棚には、マルクスを再評価する本が増えてきている。 ●住宅の物件の設計検査があったが、 設計者の目…

ピアノのビルとスローへのシフト

今から8年前の2000年11月新建築臨時増刊 「20世紀の技術と21世紀の建築」で ■レンゾ・ピアノにNYタイムズ本社ビルという計画があることを初めて知った。 そのビルが、いつの間にか完成し、 今度は売却されるのだという。 The New York Times Building 上記…