古典芸能

能「葵上」を見る

4月26日(日)14:00〜16:30 第588回大槻能楽堂自主公演能 を見る。 宗教学者 山折哲雄氏によるお話のあと、 狂言「鬼ケ宿」(シテ:茂山千五郎、アド:茂山七五三) 能「葵上」(古式)(シテ:多久島利之) 「葵上(あおいのうえ)」に関しては、謡本(…

白洲さんと新しさ

仕事のリズムが変わり、ブログを記す習慣も消えてしまいそうな状態。 以前は、その週に感じた特異なことを、 ある程度掬(すく)いあげる役割を果たせていたけれども、 その特異点が特異点のまま、記憶の隅に放置されている。 例えば7月の初め、仕事の出先…

術と道

昨日昼、Eテレで鈴木大拙に関する番組が放送されていたので、 昼食を取りながら見た。出演されていたのは聖路加国際病院理事長の日野原重明さん(102歳) 鈴木大拙の秘書を務めておられた岡村美穂子さん きき手は鈴木大拙館館長の木村宣彰さん 日野原重明…

やまいあけ

流行病の風疹にかかり、一週間仕事を休む。 5月20日から発疹が出始め、 39.5度の熱、下痢、歯茎の弱りと丸4日間苦しむ。 (予防接種は卵アレルギーの関係から受けていなかった) ビジネススクールの1講座に7月から通う申込みを発症の2日前にした…

お半長のリアリティ

文楽が色々な意味で注目されている中 先日、NHKで「桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)」が放送されていた。 「桂川連理柵」と言われると読み方もわからないが、 「お半長」と言われると私はわかる。 10年ほど前から落語に興味を持ち図書館で借りた…

米朝以後。 シンクロ率数%

金曜日帰路ブックオフに立ち寄り ・「仕事力」(朝日新聞社) ・マジマネ3 経営戦略の定石を学ぶ(Discover21) ・マジビジ5交渉テクニックを学べ(Discover21) ・勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー ・ブレイン・ティーザー ビジ…

休み2日目

お盆休み二日目延長し、かれこれ6週間も借りていた本の返却期限を迎え、 自転車で図書館まで向かう。 新建築、a+uの今月号をチェックする。 新建築は、また集合住宅特集 集合住宅とは言っても一般のそれではなく、 あくまで建築家による特殊解なのであるが…

見習うべき欧州の部分

●朝、ラジオを聴く。 NHK第2放送 ■「ともにいきる」 米良美一の障害体験とヨイトマケの唄との出会いについて。 彼の障害や生い立ち、そしてこの歌との出会いについては、 以前テレビ番組で見たことがあったが、これまでのこの番組のスタンスは、 障害を…

ネオリベとかBOPとか

昨日の夜、ブックファースト梅田店に立ち寄る。 店の前は何度となく通っているが、 2階、3階へは一度訪れたきりでその存在も忘れていた。 2階のビジネスの棚はキザな作りとなっており、 経済の本を読むことが、何かステイタスのように感じられるが、 そん…

鑑賞について 

朝、いつものように7:30にラジオをつけ、 NHK第2放送に合わせたが、どのような内容であったか記憶にない。 ■9:00「桂米朝よもやま噺」の時間には、目が覚めしっかり聞いた。 ゲストは横山ホットブラザーズのアキラさんとマコトさん 文化勲章の受…

古典、修復、模倣

●桂米朝師匠の落語CDを図書館で借りてきては、 コツコツとMDにダビングしていたものを、 WALKMANでMP3にする作業、坦々と進め、 現時点で28枚目。 一方、パソコンでは、 建築の新聞切り抜き、 文芸の新聞の切り抜きを scansnapでPDFにす…

誤解の流布の功罪と成果

●昨日の能は14:00から梅原猛さんの講演があり、 演目「定家」は15:00ごろから17:30ごろまで続いた。 能を生で見るのは今回で4回目であるが、 まだまだ、評せる目になっていないので、 内容については特に触れない。 和歌の教養、仏教の教養…

茶器と麁相の美学(非デザイン)

●本日は、matohuの展示会と、能鑑賞に行く。展示会に行く前に、今回のコレクションのモチーフである 「織部焼」について、にわかに知識を入れようと、 週刊朝日百科「日本の国宝」の古田織部の文字がある巻を数冊、本棚から取り出し、 眺めていると、織部に…

能「藤戸」、茶道、サスティナブルシティのビジョンの不在

いつもの通り、朝ラジオを聴く。■7:30・ブラインド・ロービジョン・ネット バングラディシュの視覚障害者の支援の現状などについて■8:00・ともに生きる 知的障害者がコンビニを利用する際、店員の側に理解、対応の仕方の知識があれば、 コンビニは知的障害…

五柳先生、豊竹山城少掾、ドミニク・ペロー

●何かしなければ時間がもったいないという感覚に いつもとらわれる。 そういう気が静まるのを、じっとベットに座って待つ。 午後、何もせずにラジオだけを聞いていた。 しばらく前に購入したNHKカルチャーアワーのテキスト 「漢詩をよむ」宇野直人を読む…

しのだの森

●昨日、テレビで見た■桂枝雀「天神山」を 今日、耳で聴く。 私的には一番の笑いどころであると思われる安居の天神さんに男が願をかけるところ の一部がテレビでは省略されていた。 「ぎょーさん子どもが寄ってきょったなおい。そっち行け、ほんま。 お前ら何…

大阪の文化力

連休2日目 いつもの日曜日の過ごし方をする。 朝7時起床 ■NHKラジオ第1「日曜あさいちばん」のニュース ■NHKラジオ第2「ブラインド・ロービジョンネット」 一級視覚障害の法律雑誌の編集長へのインタビュー ・視覚障害者が視覚障害を発症する時点…

こんな時代だから

あと一週間で一級建築士の本試験を迎える。 昨日、本日と別料金の講座を受ける。 2時間ほどメディアに触れる。 午前、 ■「桂米朝よもやま噺」 桂千朝氏を迎えて「百年目」「菊江仏壇」などの大ネタについて談義 米朝師匠は舞台のマイクの音には昔から気を付…

地域差 フーコー

本日もラジオから一日を始める。 ■ABCラジオ「桂米朝よもやま噺」 先週に引き続き、棚橋昭夫さんを招いて昭和30年代の芸人についての話。 桂南天、立花家扇遊、柳家三亀坊などのくだらない芸について。そのくだらなさは本質的には、 現代のさまざまな芸…

耳触りのよさ

問題集を解く作業、若干出口が見え始める。 行政手続きへの電車の道中、 ■3代目 林家染丸(1906−1968)の「景清」を聞く、 米朝師匠の「景清」と比較すると、少し話が荒く感じる。 この話では定次郎、甚兵衛はん、定次郎の年老いた母親、 柳谷観音…

アグリの離

■ABCラジオ「桂米朝よもやま噺」 先週に続き桂小米さんがゲスト、お酒の話が中心。 その後、MDに録音していたけれども、聞かずに忘れていた ■桂米朝落語全集第17集[けんげしゃ茶屋 稲荷俥]を聞く。特選!! 米朝 落語全集 第十七集アーティスト: 桂米朝出…

音楽のない生活

本日も寝過ごし、朝のNHKラジオ聴き逃す。 ■ABCラジオ「桂米朝よもやま噺」は、先々週からずっと 桂雀三郎氏がゲスト。本日は『弟子を取ることについて』 「ある弟子が何度注意しても一向に改善されないので、 5年間何も稽古をつけずに放っておいたら…

さくらと月見

花が盛り。 ぬるい風がぬける。 6時ごろ、コンビニに行く途中の 薄明るい夕刻に見る桜は美しい。 なぜか「月見座頭」という狂言の話を思い出す。 写真はアーティスト・インタビュー:野村萬斎 | Performing Arts Network Japanより転載

橘之助 シャドウ・ワーク

●本日も朝ラジオ NHK第2 ■「ともにいきる」障害者の主張 ABCラジオ ■桂雀三郎「親子茶屋」のあと 立花家橘之助の100年前の音源が少し流れる。 聞くたびに、この夏目漱石よりも年上の女性の声と三味線に魅せられる。 ■桂米朝よもやま噺 「吾妻ひな子(1924…

ヒルトンと東山文化

現場監理の日、 会社への帰りに寄り道をし、 先日増床されたというヒルトン大阪ビル内のジュンク堂へ行った。 同じビル内には、シャネルやエルメスをはじめとした高級店舗が並んでいる。 当然、内装も凝っており、ステンレスや石やレザーの使い方、そして照…

反政治と非政治の芸術

歌自体が、政治の実際の場面からちょっとはずれたところにある。ここで、態度が2つ出てきますね。 非政治性と反政治性が出てくると思うんですね。 「もののあはれ」とか、中世の言葉で言う幽玄のようなものというのは、これは非政治性に結びついている。そ…

能とプラダ

大槻能楽堂で「小督」「木賊」の公演がある。 A席10000円 B席8000円 自由席6000円。この演目に思い入れはないが行きたいという衝動にかられ、自由席の当日券はまだあるのか問い合わせた。あるとのことであったが、結局行かなかった。 落語の中…

藤原行成の「白氏詩巻」

先週の新日曜美術館の特集は王羲之の「蘭亭序」。 録画していたのをその日のうちに見る。 そして今から10年前の芸術新潮1998年10月号「王羲之はなぜ書聖なのか」を読む。 王羲之の書よりもその中に取り上げられていた藤原行成の「白氏詩巻」に目が留…

京都の現在

今日の読売新聞朝刊は4面に渡って寺院落慶の広告が出ていて、 ゼネコンの筆頭、大成建設・大林組の社長のコメントまで載っている。 あとで調べると新興宗教の新しい本部だということ。 「京都にこのような広大なことをする敷地がまだあったのか」と思うくら…

寺社建築

建築を仕事とし、仏教や日本文化に興味があるのならば、 当然、寺社建築マニアであろうと、自分でも類推できるのですが神社建築、寺院建築とも好きになることができません。もっと率直にいうとわからないのです。 竜安寺石庭の美しさは感じれても、 竜安寺の…

西行の和歌における

西行の和歌における、宗祇の連歌における、 雪舟の絵における、利休の茶における、 その貫道するものは一つなり。 しかも風雅におけるもの、造化にしたがひて四時を友とす。 見るところ花にあらずといふことなし。 思ふところ月にあらずといふことなし。 芭…