デザイン

ブランディングと魅力もどき

最新のLIXILのキッチンカタログを見ると、 キッチンよりも、ついこの美しい女性に眼が行ってしまう。 (名前はわからないが、様々なアングル、動作で彼女が登場する) 彼女とは別に柴田文江という女性の名前が記載されている。 彼女はコンロのデザインに携わ…

B-SCHOOLからD-SCHOOLへ

「私たちはお金を稼ぐために、拡大することは決してありません」 これは世界的なデザインコンサルタント会社(狭義の意味でのデザインではない) IDEOのチーフクリエイティブオフィサーであるポール・ベネット氏の言葉 取り立てて耳新しい言葉ではないが、こ…

静かさ

先週触れた白洲正子の特集が BS朝日「エコの作法」で組まれていた。 白洲邸であった武相荘(東京町田市)の庭の草花を 花人の川瀬敏郎さんが白洲さんの愛用したカゴ、器に生ける。 今朝のNHK 日曜美術館 「絵で読み解く夏目漱石」という特集 草枕に出てくる…

アノニマスなものについて

柳宗理の特集本が平積みされていたので購入し、つまみ読む。柳 宗理 ---「美しさ」を暮らしの中で問い続けたデザイナー (KAWADE道の手帖)出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見…

柳宗悦とアノニマスな革命

大阪歴史博物館で「柳宗悦展」が開催されている。 昨日、午後からの出勤前に少し家を早く出て、立ち寄る。 ホームページを見ていると、こじんまりとした展示かと思われたが、 柳の生涯全般を俯瞰できる展示となっており、思いのほか満足のいく内容であった。…

モダンと魂と露骨さ

おととい、本日と終日資格学校。8時過ぎに帰宅。 昨日は、半日、資格の勉強。 山場を越して終盤。 橋爪大三郎氏の「レヴィ=ストロース神話学の謎」という講演を ラジオデイズで購入し(千円)、移動の車内で聴する。 2時間の講演の前半1時間を聴き終えたの…

ヨハネ・時を待つということ

先週から、始まった一級建築士製図講座 今週は宿題のみだったので、土曜出勤し、 日曜は宿題に5時間ほど費やす。 その合間の時間、DVDを見たりなどした。 ・TVドラマ「glee」の11〜14話 ・「新約聖書 〜ヨハネの福音書〜」 日本では昨年末発売されたものだ…

江のポスターほか

今日、触れた物北新地駅に向かう途中、 地方観光案内のブース「三重」に貼られていた。 来年の大河ドラマのポスター調べてみると、これも森本千絵さんのディレクション はっとする。 (http://www.nhk.or.jp/go/diary/20101126.html) 日テレ「NEWS ZERO」で…

物語と創作

夕方5時前 NHKラジオ第2「ことば力アップ」を聞く。 ベートーヴェンやバッハを含め多くの作曲家は、単なる音の美しさを追求したわけではなく、 音名をつなげると一つの単語になったりといった裏の意味をも操作したという。 20世紀の作曲家ショスタコーヴ…

世界に通用すること

●28日、29日と胃腸がウィルスにおかされ、 熱も38.3度まで出たので、仕事の締め日も休み、静養していた。 しかし、抗生物質が効き、思いのほか短期間で回復し、 正常な、年の瀬と元日を迎えることができた。羽を伸ばすこともなく、 法令集の線引きの…

茶器と麁相の美学(非デザイン)

●本日は、matohuの展示会と、能鑑賞に行く。展示会に行く前に、今回のコレクションのモチーフである 「織部焼」について、にわかに知識を入れようと、 週刊朝日百科「日本の国宝」の古田織部の文字がある巻を数冊、本棚から取り出し、 眺めていると、織部に…

車窓のデザイン

単純な作業であったが、移動に多くの時間を費やし 朝から夕方5時までかかってしまう。 ●阪急での移動中、車窓の風景を眺めると、 済生会吹田病院が見える。 屋上の設備を隠すルバーまでよくデザインされている。 形がどうのというのではなく、目を配ってい…

利休とデザインレス

朝はあれこれ動こうと欲すれども、すぐに頭がいっぱいになってしまい、 再び横になりそれをリセットする。そんな休日ばかり過ごしている気がする。 夢も暗く重く濃い。 身体的な異常をきたすほどではないが、 好ましい状況ではない。 季節のせいかもしれない…

茶の湯と仏道修行

●昨日、見たテレビについて■しあわせロハス (BS朝日 15:00) 10月からリニューアルされた。 タイトルロゴ、ナレーション、カメラの質感、構成が 大きく変わっている。全体的に雑誌ソトコトに近づいている。 そして、人ではなく事にスポットをあててお…

台風とミラーチップとミニマリスム

台風が去り、夜の中之島を挟む川には、山から流れてきたであろういろいろな植物の残骸が流れていた。 橋から真下を見下ろすと、ベルトコンベアのように、様々な形態に切り替わり見飽きない。 朝、水都大阪2009の竹のアーチ(ミラーチップイルミネーションと…

デザインコミッティー

デザインは人で見るべきではないと言っておきながら、 原研哉さんが日本デザインコミッティーの代表になられたというニュースを見、 日本デザインコミッティーのサイトを訪れる。 1953年の設立から美術と建築とデザインの融合という言葉が強調されている…

「手を貸してください」というサイン

昨日の就寝はかなり遅かったが、今朝は日の出くらいに目が覚めてしまう。 そしてラジオを聴く。■NHKラジオ第1「日曜あさいちばん」5:30ごろ 亀井肇氏によるカタカナ新語の解説 イラネーム、墓マイラー、ミート・フリー・マンデーなどが紹介される。 …

うるさいデザイン・しずかなデザイン

毎日6時半ごろまで仕事をし、足早に家路に就くが、 今日は少し繁華街へ寄り道してみる。 その時間に帰宅することがまったくあたりまえであるかのように、 「明日は休みだ」というような様子の人々がたくさんいた。 ●インターネットのニュースを読んでいると…

何かが違うグエナエル・ニコラ

先日の取り上げた■「次世代の空間デザイン 21名の仕事 -Japan: The New Mix」という本で、 名前は知らないが気になったのはグエナエル・ニコラという人物であった。 すっきりしていてミニマムなデザインの日本で活躍するフランス人デザイナーである。 先日の…

谷口吉生・臭いのデザイン

●今週は月曜から水曜まで8時に帰宅できたが、 ブログに時間を割くこともはばかられるので、 多忙な時と変わらない更新ペースとなった。 昨日、一昨日は会食のため終電で帰路に就く。 家にいるといろいろ気がそれてしまうので、 図書館に資格試験のテキスト…

トクジン ブックマーク

■はてなブックマークの使い方についてはじめて学ぶ。 その他は、からまわり。 ●夕方、隣室に夕日がさしており、 向かいの屋根と屋根のあいだに沈もうとする太陽を久々に見る。 先日取り上げた■雑誌「pen」の中で吉岡徳仁さんは 「自然の中でもっとも美しいモ…

そそらないこと

休み3日目 昨日は1時頃眠ったにもかかわらず、朝6時半に目覚め、 再び一級建築士の勉強のスケジュールの調整 そして、勝間さんの「断る力」を読む。 ■断る力 (文春新書) スケジュールに基づき作業を始める。 (なるべく勉強ではなく、作業というレベルま…

土曜 カット 伊東 タワー

朝、昨日の就寝が遅かったため、じっくり眠ろうと思ったが、 カーテンのない部屋であるため、結局はNHKの朝ドラの時間には起きてしまった。 そのあと、録画していた ■「プロフェッショナル・仕事の流儀 伊東豊雄」を見る。 内容はよいものであったと思う。 …

アール・デコと史観の転換

朝 ABCラジオ ■「桂米朝よもやま噺」 艶歌師(エンカシ)について 戦前に活躍した石田一松、添田唖蝉坊などの曲を紹介 BS-JAPAN ■ファッション通信 東京都庭園美術館で開催されている「ポワレとフォルチュニィ展」が紹介されていた。 ポワレについては昨年購…

資本主義のシステムに乗らない部分でのリージョナリズム

久しぶりに休日出勤をする。 風邪の気配もし、睡眠不足もあり、効率悪く夜を迎えた。 ■土曜の午後、ラジオで放送されているサントリー伊右衛門のCMはとても下品 京都の文化についてのマニアックなクイズを出し合うというもの そのクイズの内容がクイズのため…

頭から生まれないデザイン

本日も暦の上では祝日であるが、休日出勤 10時に家を出て、22時に帰宅する。 車内、内田樹さんの■「知に働けば蔵が建つ」を読む メリトクラシーというのは、努力するものに報いる制度である。それは誰でもその気になれば努力することができるということ…

作家より先に作品を知るということ

天神祭とデザイナー - 心象図録で、言及した通りをほぼ一ヶ月ぶりに通る。 天神橋周辺では、中之島新線や、安藤忠雄がたずさわる川岸工事などが行われている。 天神橋周辺の川幅は心地よい。 天神橋の橋の幅も心地よい。 天神橋へと至る道がなだらかに隆起し…

ZEYKO

ZEYKO(ツァイコ)のキッチンについての説明を受ける。このドイツのメーカーは日本では、「何て読むの?」という存在であるが、ドイツではポルシェなどの高級車に乗る方々向けのキッチンとして有名であるらしい。(メーカーの方は、外車に例えて説明してくれ…

代(しろ)としての白

6月に購入して本棚に飾ってあった原研哉さんの「白」にようやく手をつける。夏期休暇も半ばを過ぎ、どこかへ行かねば・何かをせねばという衝動に駆られるが、 72ページあたりの「清掃」についての文章などは、そのような闇雲な「する・消費する」という衝動…

社名だけの看板が表徴するもの

昨日今日と電車を降りると、ピカッ・・ピカッと光っている。発達した入道雲が雨を伴わずに放電しているのだ。そういう雲の動きは、重層的で見飽きないもので、こういう時は、空が観察できる自宅が欲しいと思う。そしてそれを観察する窓は、壁に取り付いた窓…

トクジン・ヨシオカのデザイン

吉岡徳仁さんのデザインは、 完全に日本という垣根を超えた位置に達しているように思える。 朝、久々にクリックしたホームページの 作品スライドショーを見ていてそう思った。 TOKUJIN YOSHIOKA INC. そして以前、府立図書館で借りた VISION'D VOICE 001 TOK…

デザインと言葉の先行性

「デザイナーが語る」という機会が増えているように思う、 語れる人間でなければデザイナーたりえない 語れるコンセプト(明快であるか、理論的であるか)でなければ、デザインとは言えない そんな状況になりつつある気がする。 言語に依存しすぎている。 言…

天神祭とデザイナー

仕事での移動がちょうど天神祭の通行止め箇所と重なったため、 25分程度歩き、祭りの様子を観察しつつ歩いた。 かなり広範囲にわたって神輿が通る道はすべて、 縄と幣のようなもので結界が貼られている。 その道々に面した店舗・オフィスは、 この日のため…

予測可能性

東京事変の「閃光少女」の中に “昨日の予想が感度を奪うわ〜”という歌詞がある。 小山龍介さんのSTUDY HACKS!を読んでいるが、 「ライフスタイルをデザインする」(164頁) といった計画的勉強、生活法がいろいろ紹介されている。 そもそもデザインという…

カミ宿る家

法具 たとえば、禅の頂相が持つ払子(ハタキのようなもの) 当初は道具であったものが、用途を離れて存在している。 対称的に 機能に寄り添った道具ばかりが氾濫する近代デザイン。 かといって、 ビジュアル重視もいやだし、質感重視もいやだし、 権威を象徴…

悩む力2

姜尚中の「悩む力」の続きを読む。働くことについての章のなかで、 漱石の「それから」がまた引用されており、 そこから、その引用部分の続きにある 織田信長の料理人の話を思い出した。 内容としては、 「精一杯の力で作った料理を「まずい」と叱られ、 次…