2008-05-25から1日間の記事一覧

ブログを始めるにあたって

本日2008年5月25日からブログを始める。 ノートに手書きの日記は1998年1月から続けているが、 このように私的な考えを公開することの利点を 梅田望夫さんや、勝間和代さんの著作を通じて知り、 行動に移すことにした。 内容は、日々の出来事を書…

文体について

日々、徒然に書いていくのだけれど、文体には注意したい。 書かれる内容と同じくらい文体は重要であると考えています。 文体がすばらしいと思う作家は、綿矢りささん太宰治夏目漱石高橋源一郎さん 彼らの文体は遊んでおらず、清い。 デザインされているとい…

松井冬子の芸術について

録画していた4月20日放送のNHK教育テレビ ■ETV特集「痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜」を見ました。 彼女の絵画において特徴的なことは、意味がとても重いことであろうと思います。これはテーマが重いという意味ではなく、画面構成が出…

知っているの向こう

「これ知ってる」を羅列しても、 はじまらないのだなあと実感します。 (相田みつをのように書いてしまった) しかし、往々にして知識は、 『知っている』からその深部へ至る必要のないものが多く、 「その知識が私にとってどのような意味を持つのか」 とい…

建築のきっかけ

私が建築という仕事を選んだのは、抽象的な表現であるが、 「単なる仕事」ではない気がしたからです。 どんな仕事だって単なる仕事でないのかもしれませんが、 建築をめざしたころの私は、 「哲学や芸術やあらゆる人間のパーソナリティーを結晶のようになん…

NHK第2 宗教の時間

朝、「桂米朝よもやま噺」を聞こうと思い、AMに設定すると 「自然界の弱肉強食的な淘汰されるシステムを、現代社会は積極的に採用していっており、 我々の感覚が、一部の自分周辺の人々以外は十把一絡(じっぱひとから)げでしか認識できなくなりつつある…

一級建築士

(2008/8/2に編集追記)一級建築士は、現在の仕事上の必須スキルですが、 「この勉強を始めると日常のなかの20分の1以下の自由時間も仕事時間として占有されてしまうことになるぅ・・」 と学習に前向きではありません。前向きでない理由としてその他に、 …

正法眼蔵

正法眼蔵は750年前に書かれた曹洞宗の開祖道元の手による仏教思想書ですが、 この書物は一つの未だ到達することのできない頂きです。 私にとってはまだまだ雲の上にあります。 大学1年の春休みに石井恭二訳の正法眼蔵を、現代文 正法眼蔵〈1〉作者: 石井…

投資信託

勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」を読んで一週間経たない今年の1月21日 大和證券に口座を開設し運用をはじめました。 テレビ東京のWBSを毎日見る程度、経済に関心を持った時期もあったのですが、 経済の机上のゲーム的な部分に対し、長く罪悪感…

エコ・ファンド

小学生の私が「学研の科学」を読んでいたときから、(15年前) 環境問題はさかんに取り上げられてきたと思うのですが、NHKの「地球に触れる エコ大紀行」や エコ・ファンドの定着など、 エコという概念が多くの社会の要素と急にリンクしはじめた気がし…

ポスト・フォーディズム

上山和樹さんのブログでこのキーワードを初めて知りました。 存在と生命の総動員 - Freezing Point 現代思想2007年7月号 特集=ポスト・フォーディズム わたしたちはなぜ働いてしまうのか出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/06メディア: ムック購入: 1人 ク…

マクドナルド化する社会

NTS教育研究所 お探しのページは見つかりませんにマクドナルド化についての 詳しい解説があります。 マクドナルド化の4つ原理 ・効率化 ・予測可能性 ・計算可能性 ・脱人間化 上記のページを読んだ感想、意見を今後 書いていくつもりです。

寺社建築

建築を仕事とし、仏教や日本文化に興味があるのならば、 当然、寺社建築マニアであろうと、自分でも類推できるのですが神社建築、寺院建築とも好きになることができません。もっと率直にいうとわからないのです。 竜安寺石庭の美しさは感じれても、 竜安寺の…

ズントー的なもの

大学2年のとき ピーター・ズントーというスイス人建築家がとても好きになりました。 このような建築をミニマル建築と総称するらしい。と知り、 以後しばらくミニマル建築および ミニマルアートについて調べました。 しかし最初に得られた感動を文字で表して…

NHKの仏教特集

NHKが製作する仏教の特集は優れている。中でも 「ブッダ 大いなる旅路」1998年 「中国思索紀行 道元を歩く」1999年 「五木寛之 21世紀・仏教への旅」2006年 は、仏教の持つ純粋な美しい側面、 冷徹な側面がよく表現されていた。各宗派の活動・広告よりも、私…

ブログタイトルについて

心象という言葉からは宮澤賢治の「心象スケッチ」が連想されますが、 彼ほど深い思想を持って用いてはいません。 図録は、写真・絵によって構成された記録・カタログ よって、本来は心象はスケッチしかしえないものなのですが、 心象にもっとリアルな肉づき…

西行の和歌における

西行の和歌における、宗祇の連歌における、 雪舟の絵における、利休の茶における、 その貫道するものは一つなり。 しかも風雅におけるもの、造化にしたがひて四時を友とす。 見るところ花にあらずといふことなし。 思ふところ月にあらずといふことなし。 芭…

綿矢りささんと時代性

「文藝」2008夏号に この10年にデビューした作家が図鑑のように掲載されている。137ページの綿矢りささんの評には イメージコントロール能力=社会的な有能さ 時にそれが存在価値のすべてと見なされるという メディア社会で特に優勢な人間観に対し …

「二百年の子供」大江健三郎

私が子供だった時、家族旅行などありえなかったし、 読む本すらろくにありませんでした。 そこで私の楽しみは、森のなかの谷間の古いお堂や大きい木、 村全体が見渡せる岩鼻といった場所を手掛かりに、 八十年ほど昔に起こった出来事を想像することと、 面白…

過去の書評とは?

以前勤めていた設計事務所は、 ITスキルについての対応が早く、 自らホームページを作成していました。 そして、それぞれがコンテンツを1つ持つことになり、 私は、自身の趣味も兼ねて建築に関する書籍をおすすめするコーナーを 作りました。合計21冊の…

14冊目 米朝ばなし  落語地図 (講談社)

米朝ばなし (講談社文庫)作者: 桂米朝,司馬遼太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1984/11/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見る以下は2005年9月11日にUPしたものです中沢新一著「アースダイバー」という本…

ファッション通信

一週間の中で必ずしっかり見る唯一の番組です。 (その他のテレビ番組は興味ある特集かどうかをチェックしてから見ます。)セレブな女性のファッションと 私服をほとんど持たない建築関係者との関連性が どこにあるのかわかりませんが、そのモードな雰囲気が…

エコロジーの流行

エコロジーが今後の大前提になるということと、 エコロジーが流行るということは別物である。 まず我々の頭を「流行る」「くる」などというところから、 シフトしていくことが必要だと思います。 ステラ・マッカートニさんが、 動物の毛・皮・羽根を使わない…

太宰治 カモメ

「鴎というのは、あいつは、唖の鳥なんだってね」と言うと、 大抵の人は、「おや、そうですか、そうかも知れませんね」 と平気で首肯するので、かえってこっちが狼狽して、 「いやまあ、何だか、そんな気がするじゃないか」 と自身の出鱈目を白状しなければ…

第8冊目 茶の本 岡倉天心 (岩波書店)

茶の本 (岩波文庫)作者: 岡倉覚三,村岡博出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/06/05メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 37回この商品を含むブログ (67件) を見る以下は、2005年6月11日にUPしたものです。 芸術が充分に味わわれるためにはその同…

第13冊目 苔のむすまで 杉本博司 新潮社

苔のむすまで作者: 杉本博司出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/24メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 58回この商品を含むブログ (48件) を見る以下は2005年8月25日にUPしたものです。杉本博司という芸術家の存在を初めて知ったのは、 20…

第16冊目 脳と仮想 茂木健一郎 新潮社

脳と仮想作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09/22メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (116件) を見る以下は2006年1月1日にUPしたものです。わかりづらい喩えかもしれませんが、 仏像を見るとき必ずしも上手く…

17冊目 レンゾ・ピアノ 航海日誌 レンゾ・ピアノ/石田俊二著 (TOTO出版)

航海日誌作者: レンゾピアノ,石田俊二,Renzo Piano,田丸公美子,倉西幹雄出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 1998/05メディア: 大型本 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る以下は2006年2月4日にUPしたものです。建築家という職業を最も長…

第20冊目 時間の終わり End of Time 杉本博司(森美術館)

以下は2006年8月13日にUPしたものである第13冊目に取り上げた杉本博司氏の回顧展を今年1月鑑賞しました。 (かなり前ですが・・) End of Time 時間の終わりと題され六本木ヒルズの森美術館で開催されたこの展覧会 彼の30年間の活動の全貌を…

第21冊目 FLUX STRUCTURE  佐々木睦朗

フラックス・ストラクチャー作者: 佐々木睦朗出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 2005/06メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る以下は2006年8月14日にUPされたものである 新建築2006年7月号に掲載された …