教育と学習と効果と成果

最近、興味深く見たテレビのまとめ ■番組1 5月16日(土)Eテレ ETV特集 「孔子がくれた夢 〜中国・格差に挑む山里の記録〜」を見る。 (番組ホームページ) ・中国では、20世紀は弾圧されていた儒教(「論語」)教育が大ブームになっている。 ・中国で…

能「葵上」を見る

4月26日(日)14:00〜16:30 第588回大槻能楽堂自主公演能 を見る。 宗教学者 山折哲雄氏によるお話のあと、 狂言「鬼ケ宿」(シテ:茂山千五郎、アド:茂山七五三) 能「葵上」(古式)(シテ:多久島利之) 「葵上(あおいのうえ)」に関しては、謡本(…

建築における意識と、住宅における無意識

先日、(2015年4月11日)京都工芸繊維大学で開催された記念シンポジウム 「村野藤吾の住宅デザイン」を聴講する。 建築史家:藤森照信、建築家:木原千利の基調講演 その後、村野藤吾の図面資料の調査報告会という 14時から18時、4時間渡る長丁…

ゲニウス・ロキと道祖神

仕事が一区切りついたので、ようやく初詣をする。 恵方詣りという古風な風習を思い立ち、 今年の恵方(西南西)の方角にどの寺社仏閣が位置しているか?と調べると、 結局、地元の氏神様の方角であった。 氏神の神社へ赴く途中に、しばらく通っていなかった…

あふれる

一週間でも書かない週を作ってしまうと、 どんどん書くことができなくなる。 ということを思いつつ3ヶ月近く更新を怠る。 おととい朝(11/14)、テレビを見ていたら谷川俊太郎さんの言葉に関する特集が組まれていた。 (http://www.nhk.or.jp/ohayou/ma…

白洲さんと新しさ

仕事のリズムが変わり、ブログを記す習慣も消えてしまいそうな状態。 以前は、その週に感じた特異なことを、 ある程度掬(すく)いあげる役割を果たせていたけれども、 その特異点が特異点のまま、記憶の隅に放置されている。 例えば7月の初め、仕事の出先…

菊池さんの本と影響の輪

今週は土曜、日曜と仕事、 土曜日夜次の打ち合わせ先に向かう途中、 iPhoneに入れていた「7つの習慣」をランダムに聞くと、 関心の輪と影響の輪の部分が流れる。 長くなるが引用する。 主体性に対する自覚を高めるもうひとつの方法は、 時間やエネルギーを…

上質のものを長く

先日、仕事で某キッチンメーカーに提案を依頼した。 今週、プレゼン資料を届け来てくれ、プレゼンテーションとともにキッチンについての話をうかがう。 日本の市場が“長持ちさせよう”ということを意識した構造になっておらず、 必然的に販売者の側も、「修理…

じっくり

夕方、自室のとなりの部屋で読書。 隣室は西向きのバルコニーのあるプライバシーがあまり保たれない部屋だが、 光の入り方が適度であり、心地よい風も抜けて快適。 10年前までは自室として使っていたこともあり、 当時の感覚もよみがえり、自宅にいながら…

集合的な郷愁と想像

国立国際美術館で5月27日から開催されている 「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」展を鑑賞する。 展示されているのは以下10組の現代美術作家 北辻良央・柄澤齊・山本桂輔 小西紀行・橋爪彩・小林陽介 須藤由希子・棚田康司・横尾…

2つの価値観

朝、録りためていたテレビを見る。●「トルストイの家出」 Eテレで2010年に放送された晩年のトルストイとその妻ソフィアの日記をたどる番組。 トルストイが彼の理想・思想に基づき遺言で著作権の放棄など財産を社会へ還元しようとするのに対して、 ソフィ…

ブランディングと魅力もどき

最新のLIXILのキッチンカタログを見ると、 キッチンよりも、ついこの美しい女性に眼が行ってしまう。 (名前はわからないが、様々なアングル、動作で彼女が登場する) 彼女とは別に柴田文江という女性の名前が記載されている。 彼女はコンロのデザインに携わ…

ポリティカル・コレクトネスとファストファッション

先週記した山本耀司氏のインタビュー集「服を作る」を読む。 おそらく彼らを経営的に圧迫していると思われるファストファッション。 そのファストファッションの否定の仕方は率直で自身の服作りへの自負が感じられるものであった。 Q:ファストファッションを…

中国の消費、負の美のニーズ、買った本

朝、フジテレビ系の番組「新報道2001」の「迷える中国の実像」という特集を見る。 なかでも中国の都心部の若者に増えているという「月光族」についての取材は興味深かった。 「月光族」とは月の給料をその月のうちに使い切ってしまう人々のことを指す。 その…

Social Goodと食と娯楽

「Peter Zumthor 1985-2013: Buildings and Projects」 大学時代から好んでいた建築家ピーター・ズントーの作品集 1年近く前から告知されていて、早くからamazonのほしい物リストに入れていたのだけれど、 いざ発売となると3万円する値段から購入を躊躇し…

先月購入した本(14冊)購入動機メモ

しばらく、公私慌ただしく、 ぼーっと何か生活意外のことを考える心の余裕が確保できずにいる。 なので本日は、先日記した「101年の孤独」以降購入した本の雑感 1「藻谷浩介さん、経済成長がなければ僕たちは幸せになれないのでしょうか?」 藻谷浩介 コ…

エラボレイトすること

録り溜めてそのままにしていた番組が外付けハードディスクからもあふれそうになっているので、 夜な夜な眠る前に見て消すという作業をし始める。が、なかなか進行しない。 見た結果、やっぱりこれを消すのは勿体無いという結論に達するものも多い。 2009…

弱い世界・弱い論理

朝刊の岩波書店の新刊案内広告に 高橋源一郎「101年の孤独」が掲載されていた。 好きな人物なので、先週末購入し、仕事の移動中に読んだ。101年目の孤独――希望の場所を求めて作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行…

食う寝るにある暗い美

会社の帰りに寄った古書店で雑誌「ku:nel」(クウネル)が10冊程度並んでいた。 その内の一冊2005年9月号「木陰主義。」を購入する。 (たくさんの台所を見せて貰いました — ku:nel (クウネル) — 自由に生きる大人の女性へ! — マガジンハウスの本) …

思春期的な承認欲求について

精神科医で評論家の斎藤環さんの近著「承認をめぐる病」を読む。 斎藤環さんの本及びTwitterは、難しい内容でも、 「わかる人だけついてくればいい」という姿勢ではなく、 「読んで下さい」という姿勢なので共感が持て、7冊目の購入。 (といって、その内容…

尺度と視点

27日(金)勤めている事務所の納会があり、 後輩の今年をふりかえっての言葉を受けて、 建築設計行為におけるスケールと思考について所長が話された。 現場を知らなければ、雑詳細図スケール(1/1、1/5、1/10など)は考えることができないし、 また…

術と道

昨日昼、Eテレで鈴木大拙に関する番組が放送されていたので、 昼食を取りながら見た。出演されていたのは聖路加国際病院理事長の日野原重明さん(102歳) 鈴木大拙の秘書を務めておられた岡村美穂子さん きき手は鈴木大拙館館長の木村宣彰さん 日野原重明…

街並みのノイズについて

7月より通っているヘリテージマネージャー講習のため、 大阪府富田林市の富田林寺内町へ行く。 古い文化には昔から興味があったけれど、 古い建物は最近興味を持ち始めたばかりなので、ここを訪れるのも初めて。 ともに受講している方は、通りの先に見える昭…

B-SCHOOLからD-SCHOOLへ

「私たちはお金を稼ぐために、拡大することは決してありません」 これは世界的なデザインコンサルタント会社(狭義の意味でのデザインではない) IDEOのチーフクリエイティブオフィサーであるポール・ベネット氏の言葉 取り立てて耳新しい言葉ではないが、こ…

マイノリティの権利とろう文化

先週触れた「ブータン・「幸福な国」の不都合な真実」の著者 根本かおるさんが、 TBSラジオの荻上チキさんの番組に出演されているのを見つけポッドキャスト版で聞いた。 (2013年11月06日(水)根本かおる1「NEC WISDOM Square」 - 荻上チキ・Session-22) …

ブータン・格子窓・生物多様性

先週の日曜日の朝、いつものように朝早く目が覚め テレビをつけると、ブータンに関する番組が放送されていた。 (NHKEテレ 「こころの時代 アンコール「幸せの形と向き合う」」2013.10.27 5:00〜) ブータンは経済発展よりも国民の幸福を優先させる国として…

祖母への90歳ヒアリング

先週に続きグッドデザイン賞を眺める。今年のグッドデザイン賞を受賞した 持続可能なライフスタイルデザイン手法 [90歳ヒアリングを生かした街づくり:90歳ヒアリングについて] (持続可能なライフスタイルデザイン手法 [90歳ヒアリングを生かした街づくり…

ダークツーリズム・「痛みの共感から始める創造性」

■ポッドキャスト「ラジオ版 学問ノススメ」2013年10月6日放送分 ゲスト:東浩紀 を通勤の移動中に聞いた。 (http://www.jfn.jp/News/view/susume/5154) 東さんが最近出された 『チェルノブイリダークツーリズムガイド 思想地図β vol.4-1』 『福島第一原発…

伊勢と信じること

本日で第62回式年遷宮が終了したというニュースを見て、 本棚にあった式年遷宮に関する本を読み返す。 ・「復元思想の社会史」鈴木博之編 6:式年造替-その開始・持続・終焉(清水重敦著) ・「建築における「日本的なもの」磯崎新著 第四章 イセ-始源も…

ストック型社会とオープンデータと「守貞漫稿」と

先週は日曜日夕刻から風邪を引いたため、更新を怠る。 今週触れたメディア■1:9/22(日)テレビNHK BS1 Biz+サンデー 特集「オープンデータ」 ゲスト 坂村健氏 ビッグデータや統計学関連の話題 政府や自治体などが保有する公共データを活用する動きについ…